I-REC

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I-RECの発行について

ローカルグッドは国際的な再エネ属性証書「I-REC」の発行主体(Issuer)です

 I-RECは世界約50ヵ国で発行される国際的な再エネ属性証書で、RE100(注1)、CDP(注2)、SBT(注3)にも利用できます。また、I-RECでは、産地・電源種別などの電源属性が証明され、地域貢献する再エネのI-RECは高く取引される可能性のある仕組みとなっています。
 一般社団法人ローカルグッド創成支援機構は、2021年2月にThe International REC Standard Foundation(現:The International Tracking Standard Foundation(注4)から日本でのI-REC発行主体の指定を受け、2023年1月31日から発行申請の一般受付を行っています。当機構は、ローカルにグッドな再エネが高く評価される仕組みであるI-RECを普及することで、地域共生型で追加性のある再エネを推進します。

■I-REC発行対象と利用ケース※詳細は下記資料「日本でのI-REC発行について(概要)」にてご確認ください

発行対象①:自家消費・自己託送(グリーン電力証書やJ-クレジットが発行されていない電源)
発行対象③:非FIT再エネ(非化石証書の発行あり電源)
→ 需要家は、非化石証書がトラッキング無しでもI-RECと組合せることでRE100、CDP、SBTに利用可能です。
→ 小売電気事業者は、相対契約している電源についてI-RECにより産地や発電所等の電源属性を第三者証明できます注5。
  ※発行対象③において、卸電力市場への販売分かつトラッキング付き非化石証書が発行されている電源はI-RECの発行対象から除きます。
発行対象②:非FIT再エネ(非化石証書の発行なし電源)
→ 需要家は、I-REC単独でRE100、CDP、SBTに利用可能です。ただし、温対法や高度化法等の日本の制度には利用できません。
発行対象④:FIT再エネ(特定卸供給分、特定契約分)
→ 小売電気事業者は、I-RECにより産地や発電所等の電源属性を第三者証明できます注5。

■I-REC体制図

■(開催済み)世界の電源証明セミナー&I-REC説明会を開催

日時:2023年1月31日(火)15:30-17:30
第1部 講演(15:30-16:20)
①(一社)CDP WorldwideJapan アソシエイトディレクター 高瀬香絵 氏
   RE100・CDPはどんな再エネを評価するのか? ~世界が求める再エネ属性証書とは~
②(一社)日本トラッキング協会代表理事/京都大学大学院経済学研究科 特任教授 内藤克彦 氏
  国際的に認められる再エネの電源証明とは
第2部 I-RECの申請手続き(16:30-17:30)
① I-REC概要・活用方法・申請手続き
  (一社)ローカルグッド創成支援機構事務局(I-REC発行主体)
② I-REC申請・売買・償却がワンストップで ~EneTrackのご紹介~
   SCSK(株)(I-RECプラットフォームオペレーター)
【資料】

1 RE100・CDPはどんな再エネを評価するのか?(高瀬氏) 2 国際的に認められる再エネの電源証明とは(内藤氏)

※SCSK 「EneTrack」についてはEneTrackのサイトをご覧ください
https://www.scsk.jp/sp/enetrack/

<世界の電源証明セミナー&I-REC説明会当日の動画>

当日の動画につきましては下記のURLからご覧ください。
https://youtu.be/R6Xe1G-Zo2A

■お問合せ

I-RECに関するお問合せは、irecあっとlocalgood.or.jp(あっとを@に変換)までお願いします。